定期交換時期を超えた使用による事故多発について。

駐車場保全計画の重要性

国土交通省によると、マンションの立体機械式駐車場で、平成29年〜令和元年度
車を載せる駐車台(パレット)が落下した事故が11件ほどあり(内1件は人身事故)
消費者安全調査委員会の調査によると、推定要因はワイヤーロープの破断、
パレットを動かすモーターの不具合とされるが、それより問題なのは平成15年〜19年に設置され、
メーカーが推奨する定期交換時期を1〜10年超えて使用されていたということだ。

しかし、トラブルを起こした駐車場は国交省の指針通りに、3ヶ月に一度定期点検を行っていた。
それなのになぜ、事故が起こったのかというと、保守点検事業者はマンションの管理組合に
その他の機器と合わせて交換を進めていたが、事故の発生リスクは説明不足であったそのために、
管理組合は交換の必要性をあまり認識しておらず、先延ばしにしていた。
また、立体駐車場の保全計画が備わっていない管理組合もあり、消費者安全調査委員会は一つの要因としています。

今後はこうした事故も増えていく恐れもあります。国土省に対し、内部の部品を直接点検するなど、点検項目を見直すよう提言し、
国交省は「指摘を踏まえ、メーカーなどと協議したい」としているが、まずは管理会社は交換しないことによる事故発生、人身事故などの
危険性を念頭に置くことが大事で、そのためにも判断知識が必要になるので交換をおろそかにした場合のリスクを保守点検会社はしっかりと説明をするべきであり、管理会社も聞く姿勢が大事であるので、双方積極的に働きかけてはいかがだろうか?